『昔のくらしの道具事典』小林克 [児童書]
身近な暮らしの道具も、私が子どもの頃から随分変わってきました。
おばあちゃんの家にあった洗濯機は、洗濯機横にローラーがついていました。
洗濯物を洗った後に、そのローラーの間に挟みます。そして、取っ手を手動でぐるぐる回して、狭いローラーの間を通すことで、洗濯物の水気を押し出してしぼっていました。
子ども心に(面白そう!)と思ってやらせてもらったものの、結構、力が必要で、あまり回せなかった思い出があります。
この『昔のくらしの道具事典』は、明治、大正、昭和の道具のあれこれを写真と詳しい解説で紹介している本です。
児童書ですが、今の40代以上の人が見たら、懐かしさいっぱいになるでしょう。
表紙の写真は「羽釜(はがま)」だそうです。私は単なる「お釜」と呼ぶのだと思っていましたが、かまどにかけるつばの部分が羽のような形をしているので「羽釜」と呼ぶそうです。
これはダッシュ村の料理作りなどでたまに見かけますね。
今までに実物を見たことがない道具もいろいろ載っていました。
「氷冷蔵庫」・・・外側は木製、中はトタン張りで断熱材が入っているそうです。中に大きな氷を入れて、その冷気で食品を冷やしたそうです。
「炭火アイロン」・・・普通のアイロンのような形状なのだけれど、上部がパカッと開いて中に炭を入れるようになっています。そこに赤く燃えている炭を火ばしで入れて使うそうです。
子どもの頃に使っていた道具も載っていました。
「蚊帳」とか「足踏みミシン」!
「蚊帳」はおばあちゃんの家に夏に泊まりに行くと、夜に部屋に吊ってくれました。深緑色だったので、深い海の底で眠っているみたいで大好きでした。
「足踏みミシン」は小学校の家庭科で使いました。ちょっと油断すると逆回りしちゃって、糸がからんで大変でした。そう言えば、母がよくミシンで洋服など作ってくれましたねぇ・・・。
今も私が使っている道具は・・・「すりこぎとすり鉢」や「水まくら」「湯たんぽ」かなぁ。
さすがに湯たんぽはブリキ製ではなくてプラスチック?製ですが、あのでこぼこ波型は同じです。
掲載されている道具一覧です。知っている道具はどれくらいありますか?
第1章 台所の道具
かまど 火打ち箱 羽釜 せいろ 火吹き竹 渋うちわ 十能 火消しつぼ 七輪
燃料 手ぬぐい 包丁 まな板 水がめ・ひしゃく かつお節けずり すり鉢・すりこぎ
しゃくし・しゃもじ おろし器 たる つぼ ささら 氷冷蔵庫 蝿帳
第2章 食卓の道具
いろり 五徳 火ばし・灰ならし
第3章 水まわりの道具
井戸 洗濯板・たらい 張り板 五右衛門風呂 手つき桶・腰かけ へちま
和式便器 落とし紙入れ 手洗い器
第4章 住まいの道具
石油ランプ しょく台 ちょうちん 鏡台 くし バリカン 針箱(裁縫箱) 尺ざし
足踏みミシン 炭火アイロン・霧吹き 衣こう 乱れ箱(衣しょう箱) 行李 かいまき(夜着)
箱まくら そろばん ふろしき 柱時計 はたき ざしきぼうき ちり取り ぞうきん
バケツ ねずみとり 下駄 和がさ(唐かさ) かっぽう着 買い物かご 氷のう
水まくら 吸入器 かんちょう器
第5章 夏の道具、冬の道具
蚊帳 蚊取器・蚊取線香 すだれ よしず ハエたたき 火鉢 こたつ・あんか
湯たんぽ ハクキンカイロ だるまストーブ
第6章 畑仕事の道具
くわ・すき なた かま 箕・唐箕 千歯こき むしろ ます 石うす 木うす・杵
背負子 てんびん棒 大八車 リヤカー
この事典を見ていたら、今の道具は電気がないと使えないものが多いなぁと、つくづく思いました。








こんにちは。
うちにもありましたよローラー付きの洗濯機。私も回したことがありましたが子供の力では重すぎて回りませんでしたね。蚊帳は実家で普通に使ってました。何が面白かったのか思い出せませんが蚊帳の中にはいるとすっかり嬉しくなってテンション上がってました。足踏み式のミシンはお祖母さんの家にあって泊まりに行った時にずっと手で回して遊んでました…今から考えると何が楽しかったんだろう。
ちょっと下の世代は全然知らないものばかりですね。そこら辺から急激に日本が変わってきたのかも知れません。何か1970年頃から急に色々なものが変わってきたような気がしますよ。
by コトロ (2007-02-09 00:36)
コトロさん、nice!&コメントありがとうございます。
ローラー付き洗濯機で絞った洗濯物は板みたいに固くなっていて面白かったです。結構、水気はとれていたけれど、洗濯物はシワシワでしたねぇ。
>蚊帳の中にはいるとすっかり嬉しくなってテンション上がってました。
蚊帳の中って日常空間とはちょっぴり違う異次元空間のような雰囲気がありましたよね。
>1970年頃から・・・
高度経済成長期ですね・・・どっぷりそれにつかって育った世代で、「進歩=善」と思い込まされてきましたが、今は「進歩=善」と一概に言えないと思っています。
by びっけ (2007-02-09 23:53)
とうみ・・懐かしい。これ実家にあったんです。
ハンドルを回転させると中の風車?が回転し、軽いゴミは外に飛んで
下に重い実が落ちるからくりになってて、子供の頃
面白くてよく遊び手伝いました。
>深い海の底で眠っているみたいで
思わずイメージしてしまいました。なんだか神秘的な感じ。
by 雨水 (2007-02-10 12:33)
雨水さん、nice!&コメントありがとうございます。
昔の道具って、子ども心に(面白そう)と思わせる要素がありましたよね。
からくりみたいな構造になっているところも面白いです。
最近の道具(機械)は、ICチップ制御で、見ただけではちっとも仕組みがわかりませーん!
by びっけ (2007-02-10 20:12)
私の学校に、「昔の暮らしの道具事典」があります。みた中で「箱善」をインターネットで調べようとしたらありませんでした。yzつぱりこうかなのかも・・・とおもいました。、
by ソプラノ (2009-06-07 17:01)
ソプラノさん、コメントありがとうございます。
インターネットで調べるとき、箱膳の膳 ← に注意して入力してみたら、きっと見つかると思います。
ためしてみてくださいませ。
今の生活で箱膳を使って食事をしたら、レトロな感じでいいですね。
でも、一式ちゃんとしたのを そろえると、高価みたいですね。(;_;)
by びっけ (2009-06-07 22:43)
Sanchai さん、nice!ありがとうございます!
by びっけ (2010-09-30 00:51)