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『チェシャーチーズ亭のネコ』カーメン・アグラ・ディーディ&ランダル・ライト [児童書]

ネコ飼いになってから、ネコ関係の本をよく読むようになりました。
ネコの飼い方の本から、ネコ写真集、ネコが主人公の漫画絵本、ネコが脇役でいい味をだしている小説などなど・・・。

最近読んだ本で良かったのは、児童書の『チェシャーチーズ亭のネコ』です。



チェシャーチーズ亭のネコ

チェシャーチーズ亭のネコ

  • 作者: カーメン・アグラ・ディーディ&ランダル・ライト
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2014/07/22
  • メディア: 単行本



主人公はネコのスキリー。
彼には秘密がありました。
ネコなのにネズミが食べられなくて、チーズが大好きなんです!

そんな彼が見つけた最高の職場!?が下町のパブ、チェシャーチーズ亭でした。
うまいこと演技してネズミ捕り名人と見せかけ、住みつくことに成功します。
スキリーに力を貸してくれたのは、ネズミのピップ。
ネコのスキリーとネズミのピップは協定を結び、スキリーがネズミたちを捕らない代わりに、ネズミたちからチーズをおすそ分けしてもらい仲良く暮らし始めます。

しかし、ネズミたちもある秘密を抱えていました。
それはイギリス王室にも関係するある重要な生き物の面倒を見て匿っているのです。

ネコとネズミの仲良し物語・・・なんて範疇を超えて
悪い野良猫たち、パブの娘の不思議な行動、ある重要な生き物はどうなるの?
えっ! あのロイヤルファミリーのあの方が!!!

と、怒涛の展開でハラハラドキドキ楽しめます。

イギリスの実在するパブを舞台にしているそうです。
ひょっとして本当にこんなことあったのかも・・・と思える楽しさもあります。

大作家のディケンズも出てきます。
読書の秋にもなったことだし、未読の『大いなる遺産』でも読んでみようかなぁ。

◆ おまけ ◆

我が家の黒猫ブラザーズが子猫の頃(生後2,3か月)の映像です。
ペットボトルのふたでホッケーまがいのことをして遊んでます。
まだまだ小さくて可愛かったですねぇ・・・。


『いのちのふるさと水田稲作』 [児童書]

我が家から歩いて五分くらいのところに小さな田んぼがありました。
息子の通っていた小学校が稲作の授業で使わせていただいていた田んぼです。
愛犬が死んで、犬の散歩をしなくなってしまってからは、その田んぼ方面に行くこともなくなりました。
今も田んぼがあるのかどうか不明です。

もし、今もあるのなら、今も小学生の授業に提供してくださっているのなら、もう田植えは済んでいるでしょうね。

『いのちのふるさと水田稲作 水田は国土と文化をまもる』



いのちのふるさと水田稲作.jpg

いのちのふるさと・水田稲作―水田は国土と文化をまもる

  •  ジャパンプレス・フォト
  •  ジャパンプレス・フォト
  •  1991/12
  •  30×22cm 39p

はじめに、現在の地球ですすんでいる環境汚染の話が載っています。
アマゾンの原生林が焼かれ切り開かれていくようす。
酸性雨によって枯れてしまったドイツの森シュバルツ・バルト。
アフリカで、中国で、砂漠化が進んでいるようす。

そして、視点は日本に切り替わります。
私たち日本人の原点、稲作について、ただ単に米を生産しているというだけでなく、その農法が自然環境を守っているのだということを詳しく解説していきます。

水田が水を蓄える
水田のイネが空気を浄化する
水田が土砂崩れや洪水を防ぐ
米に連作障害がないのは水が栄養分を運んで来るから・・・

豊富なカラー写真が、水を張った田んぼ、緑のイネが風になびく田んぼ、黄金色に実った田んぼの美しさを伝えてくれます。

子どもの頃は、よく近くの水田に行って、太いひものようなゼリー状のカエルの卵を見つけたり、アメリカザリガニを捕まえたりしたなぁ・・・。
最近の田んぼにアメリカザリガニはいるのかしら?

今度、徒歩五分の田んぼがあるかどうか確かめに行って、アメリカザリガニも探してみようかな。

タグ:児童書

『龍の子太郎』松谷みよ子 [児童書]

2012 年の幕開け!
今年も よろしくお願いいたします!


「辰」年にちなんで、今年最初の記事は『龍の子太郎』にしましょう。


龍の子太郎.jpg

龍の子太郎(新装版) (児童文学創作シリーズ)

  •  松谷みよ子
  •  講談社
  •  2006/07/13
  •  21×15cm 220p


小学五年生の時、国語の時間に担任の先生が『龍の子太郎』を朗読してくださいました。
決して短い話ではないので、何時間も かかったように記憶しています。
その時の先生の声が、今も耳によみがえってきます。

太郎には お母さんが いません。
いや、お母さんはいるのだけれど、人間ではなく龍になってしまっているのです。
太郎のお母さんは、どうして龍になってしまったのか?

太郎が生まれた村は米などできないくらい土地がやせている貧しい村でした。
少ない食べ物は皆が分け合わなければ、とても暮していかれません。
でも、太郎を身ごもっていた母は村の掟を破ってイワナを三匹食べてしまいます。
そして・・・龍になってしまったのでした。

太郎は、おばあさんに育てられましたが、赤ちゃんの頃は不思議な玉をしゃぶって育ちました。
その玉は龍になったお母さんが、おばあさんに渡したものです。
それは龍の目でした。

盲目になってしまった龍は北の湖へと行ってしまいます。
成長した太郎は、母に会うために、その北の湖を目指し旅にでます。

この話で担任の先生は国語の授業をしつつ、社会の授業もしていたように思います。
肥沃な土地か、気候の厳しい土地か、その生まれた土地によって貧富の差ができてしまうこと。
でも、そのことにあきらめてしまうのではなく、やせた土地でも何かしら工夫をしていくことが大切なこと。

太郎と龍は、やせた土地を豊かな土地にするため山を崩し湖の水を流そうとします。
目の見えない母龍を導くため、太郎が背中に乗り、山に何度も何度も体当たりをして・・・。

辰年の今年、この本をもう一度、読み直してみようかと思っています。
先生の声を思い出しながら・・・


タグ:児童書

『きょうりゅう一ぴきください』竹下文子 [児童書]

サンタクロースにお願いするプレゼント・・・
最近の子ども達は、どんなものをお願いするのでしょうか?

テレビゲーム(今やテレビを使わないポータブルゲーム機のほうが人気のような気もしますが)のソフト?
サッカー少年なら、サッカーボール?
星を見るのが好きな子なら、天体望遠鏡

さて、この本の主人公の男の子がサンタクロースにお願いしたのは、「きょうりゅう」です!



きょうりゅう一ぴきください.jpg

きょうりゅう一ぴきください (おはなしカーニバル)

  •  竹下文子
  •  偕成社
  •  1994/07
  •  21×16cm 63p


きょうりゅうをプレゼントしてもらったら、もちろん、お世話はちゃんとします!

散歩にだって連れていくし
風呂にだって入れるし
しつけ(お手、おあずけ!)だって、きちんとするし
もし病気になったらトラックに載せて病院に連れて行くよ!

恐竜を飼ったら・・・という男の子の想像の世界がどんどん広がっていくところが面白い本です。
なにせ想像の世界なので、ページごとに違う種類の恐竜の絵になっているところも、これまた面白い。

恐竜フードとか売っていて、猫くらいの大きさだったら、私も飼ってみたい・・・かも。(笑)


タグ:児童書

『くまのつきのわくん』作:片山令子 絵:片山健 [児童書]

秋にしては暖かすぎる(むしろ暑い!)日が続いてきましたが、明日は立冬だそうです。
そろそろ秋らしい気温になると天気予報が伝えていました。

お山の動物たちも、冬眠の準備にとりかかっていることでしょうね。



くまのつきのわくん.jpg

くまのつきのわくん (おはなし123!)

  •  作:片山令子 絵:片山健
  •  理論社
  •  2010/06
  • 20×16cm 62p


ツキノワグマの子、つきのわくんが主人公の三つのお話・・・夏と秋と春のお話が入った本です。

秋のお話は「だんろ」
冬ごもりのために、森でいろいろ集めていた つきのわくんは手袋を外していました。
さて、家に帰ろうとすると、その手袋に誰かが入って眠っています。
それは、やまねくんでした。

二人が、夜中に暖炉に火をくべて、おいしいお茶を飲むシーンに心がほっこりします。

あぁ、私も冬眠したいなぁ・・・。(笑)


タグ:児童書

『ネコのホームズ』南部和也 [児童書]

探偵ホームズを犬として描いた作品が宮崎アニメにありましたが、私としてはちょっと・・・。
何よりハドソン夫人役が若い雌犬でホームズに色目を使って・・・いるわけではないけれど、いい雰囲気なのが許しがたい。(笑)

ですが、名探偵ホームズを猫として描いた作品には好きなものが いくつかあります。

津田直美の絵本、『ミャーロック ホームズ』シリーズ!
助手を勤めるのが同属の猫ではなくて、犬(ヨークシャーテリア)のワントソ君。
このワントソ君が食い意地の張ったやつで、おまぬけなところが面白いです。
 『ミャーロック ホームズ』津田直美

そして、南部和也の児童書、『ネコのホームズ』

ホームズの
(自分だけわかっていて答えをすぐに教えてくれない いけずなところ)とか
自信家のところとか
気まぐれで自己中なところとか
なるほど、ホームズは犬よりも猫の気質だわぁ、と納得しながら読みました!

ホームズの助手ワトソン役は、猫・・・じゃなくて人間、青年獣医師のダニーです。
原作のハドソン夫人にあたるのは、ダニーの動物病院の家政婦のサットンさん。

平和な港町に起こる不思議な事件を持ち前の推理力と変装能力で解決していくネコのホームズの活躍が、ちょっぴり原作を意識した小ネタを入れつつ書かれています。

ただし、熱烈なシャーロキアンには物足りないと思いますので、そこのところは、あしからず。



ネコのホームズ.jpg

ネコのホームズ (おはなしルネッサンス)

  •  南部和也
  •  理論社
  •  2009/07
  •  20×15cm 122p

タグ:児童書

『モーツァルトはおことわり』作:マイケル・モーパーゴ 絵:マイケル・フォアマン [児童書]

武道館で行われた「戦没者追悼式」のようすをニュースで見ました。
式が始まる前の武道館の様子が映し出され、バックに流れていたのはモーツァルトの『レクイエム』・・・だったような気がしました。(もしかしたら違う曲かもしれませんが・・・(^^;)

『モーツァルトはおことわり』という本があります。



モーツァルトはおことわり.jpg

モーツァルトはおことわり

  •  作:マイケル・モーパーゴ 絵:マイケル・フォアマン 訳:さくま ゆみこ
  •  岩崎書店
  •  2010/07/21
  •  22×18cm 69p


新聞社に入社して間もない新米記者にチャンスがめぐってきました。
スキーで怪我をした上司に代わって、高名なバイオリニストにインタビューすることになったのです。

上司は彼女に こう言います。
「くれぐれも、モーツァルトに関する質問は しないように!」
どうして???

でも、彼女はインタビューの始めに、モーツァルトのことに触れてしまいます。
これで万事休す・・・インタビューは失敗か!
・・・と思った時、高名なバイオリニスト、パオロ・レヴィ氏は語り始めます。
彼の秘密を・・・

レヴィ氏の父親はイタリアのヴェニスで床屋を営んでいました。
その父には・・・母にも・・・秘密がありました。
彼らは、若い頃、バイオリニストだったのです。
でも、父は そのことを決して話しません。
母も古いバイオリンタンスの上に隠している)を見せてくれただけでした。

ある夜、外から聴こえてくるバイオリンの音色に誘われて、レヴィ少年は広場へ行きました。
広場でバイオリンを弾く一人のおじいさん。
彼との出会いでレヴィ少年の人生は変わってゆきます。
おじいさんにバイオリンの演奏を教わったのです。
みるみる上達していくレヴィ少年。

そして、とうとう、両親にバイオリンを弾いていることを打ち明ける日が来ました。
同時に、父たちの哀しい過去を知ることにもなりました。

父たちは、かつて強制収容所にいたユダヤ人だったのです。
収容所に着いた時、「オーケストラで楽器の演奏ができるか?」という質問に「はい」と答えることができたために命拾いしたのでした。
収容所では将校たちのために演奏をさせられます。
それだけではありませんでした。
列車に乗せられ、強制収容所に着いた人々を迎え入れるときも、演奏をするように命令されました。
その目的は・・・・・・

レヴィ氏の父親は息子に ある約束をさせます。
「私が生きている間は、人前や私に聞こえるところで絶対にモーツァルトを演奏しないでほしい。
モーツァルトは おことわりだ。」

どうして、邪悪なことに美しい芸術を利用するのでしょう?
最後まで、モーツァルトの音楽を聴くことを拒否し続けた父親の苦しみに胸がつまります。


タグ:児童書

『あひるのバーバちゃん』神沢利子 [児童書]

あまり物は持ち歩きません。
ちょっと近所までの買い物なら、トートバッグ
財布携帯電話とカードケース
ハンカチティッシュ
折りたたみのエコバッグぐらい。

通勤バッグには、上述のものの他に
小さなタンブラー(今の季節は麦茶とかアクエリアスとか入れて)
iPod nano
化粧ポーチ
貯金通帳と USB
仕事のノート
ぐらいです。

あっ! 最近は大阪のおばちゃんを見習って飴も入れてます!(笑)

そんなに沢山のモノを入れているわけではないけれど、バッグの中であっちこっちになっちゃって、いざお財布を出そうとすると なかなか出てこなくて焦ることも しばしば。(^^;

なので、この本の主人公バーバちゃんが買う、ポケットがたくさんついているリュックは、ちょっと うらやましい!

しかも、バーバちゃんがお買い物で買ったのは美味しそうな食べ物ばかり!
こっちのポッケにはイチゴ、こっちのポッケにはクッキー、こっちのポッケにはパイ!
そして、そっちのポッケにはヒヨコ!?

迷子のヒヨコちゃんたちをポケットに入れて運んであげる優しいバーバちゃんなのです。(^^)v



あひるのバーバちゃん.jpg

あひるのバーバちゃん (創作こども文庫 2)

  •  作:神沢利子 絵:山脇百合子
  •  偕成社
  •  1974/10
  •  31p

タグ:児童書

『10 代からよむ中国古典 『論語』にまなぶ人間の品位』井出元 [児童書]

途中で何度も見逃しましたが、今日は見ました。
テレビドラマ「JIN -仁-」

それにしても、坂本龍馬(内野聖陽)は、どうしてあんなに「保険」にこだわるのでしょうか?
・・・・・・!
今回、やっと気がつきました!
スポンサーが生保会社だからなのね!(笑)

さて、主人公の名前は南方仁(大沢たかお)ですが、「仁」という漢字のそもそもの意味って何なのでしょう?
「仁」を使った言葉で、私が とっさに思いつくのは「仁義」くらいです。(^^;
要するに情けに厚いってことなのかなぁ・・・と思い、『大辞林』で調べてみたら

仁 : 思いやり、いつくしみ、なさけ。
    特に、儒教における最高徳目で、他人と親しみ、
    思いやりの心をもって共生を実現しようとする実践倫理。

と書かれていました。

儒教の最高徳目かぁ・・・。
・・・・・・!
だから、人形劇「新八犬伝」の歌詞
♪ 仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 ~
という順番だったのね!・・・たぶん。

さて、儒教の教えと言えば、『論語』です。

でも、高校の「倫理・社会」の授業でちょっと聞きかじったくらいの知識しかありません。
なので、読んでみました。毎度おなじみ、児童書で・・・。(^^;
『10 代からよむ中国古典 『論語』にまなぶ人間の品位』



論語にまなぶ人間の品位.jpg

『論語』にまなぶ人間の品位―10代からよむ中国古典

  •  井出 元
  •  ポプラ社
  •  2009/12/16
  •  22×15cm 126p


すべての漢字にルビがふってあって、とってもわかりやすく書かれていて、これなら小学4年生くらいから理解できるでしょう。

1 ページに、読み下し文と原文が載っていて
1 ページに、訳文が書かれています。
さらに次の 2 ページで、具体的にどういうことを言うのか、身近なわかりやすい例を使って説明しています。

たとえば、この言葉。
聞いたことはあっても、私は今まで意味を知りませんでした。(^^;

 巧言令色(こうげんれいしょく)、鮮(すく)なし仁(じん)

その訳は、こう書かれていました。
 言葉をたくみにあやつっていい顔ばかりしている人には、
 ほんとうの思いやりがありません。


そうかぁ、そういう意味だったのかぁ。

言葉巧みに吉原のおいらんを口説こうという才覚は、仁先生には無かった・・・みたいな意味じゃないのね、もちろん。(笑)


『和の行事えほん 春と夏の巻』高野紀子 [児童書]

6 月 16 日は「嘉祥(かしょう)の日」なのだそうです。

嘉祥って何?
『和の行事えほん 春と夏の巻』によれば

 6 月 16 日に 16 個の菓子を神さまにお供えして疫病よけをした
 という むかしの いいつたえに ちなんだ日


だと いうことです。

さらに
 今では「和菓子の日」とよばれ、
 嘉祥(「おめでたいしるし」の意味)に
 つながる和菓子が売り出されます。


とも書かれていました。

そうかぁ、和菓子の日なのかぁ。
と思いつつ、帰宅時に馴染みの和菓子屋さんに寄ってみたら・・・・・・
お休みでしたぁ!泣き。
和菓子の日に和菓子屋さんが休業していいの?!(笑)

というわけで、この本に載っていた美味しそうな和菓子(嘉祥まんじゅう、水無月)は食べそこねた嘉祥の日でした。


あっ! so-net のオフィシャルブログ「日めくりカレンダー」にも「和菓子の日」のことが載ってますね!



和の行事えほん春と夏の巻.jpg

「和」の行事えほん〈1〉春と夏の巻

  •  高野紀子
  •  あすなろ書房
  •  2006/06/26
  •  21×22cm 59p


◆ 関連過去記事 ◆  『和の行事えほん 秋と冬の巻』高野紀子


タグ:児童書

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